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輝く魂の持ち主のあなたへ

管理人のEki-MAJOです。

最近、オッと思ったニュース。
フランス、日本に北朝鮮監視用の艦艇を派遣へ|朝鮮日報

明らかに、K国は北朝鮮の「瀬取り」を助けていましたからね。(あるいは、北朝鮮からの亡命者を補足中?)
国際的に信用されないのは、ツラいわ~。


しかもフランスより派遣される護衛艦の名前が「ヴァンデミェール」。
なんとカッコいい響き。

日本語に訳すと「葡萄月」。フランス革命時の革命暦に由来します(9/22~10/21)。

どこかで聞いたな、と思ったら・・・。ナポレオンの出世のきっかけの事件じゃないか、と思い出した。

ロベスピエール失脚後の事件として、「ヴァンデミェールの反乱」と呼ばれる王党派の反乱がありました。(1795年10月)

その反乱を鎮圧したのが、若き日のナポレオン・ボナパルトでした(当時26歳)。
パリ市内で大砲をぶっ放すという大胆な戦術で、反乱軍を一網打尽にしたのです。

この功績により、一躍、若きナポレオンはパリ市民より「ヴァンデミェールの英雄」、「ヴァンデミェール将軍」と称えられました。

これより、彼の奇跡的な大出世物語が始まり、「皇帝」への道を一気に駆け上がることになります。

それまでの彼は、ツーロン攻略戦で功績をあげた優秀な軍人として、一部で有名でしたが、ジャコバン派と繋がりがあったため、投獄されたり、失業したりと散々でした。


「ヴァンデミェール」は『若きナポレオン』という意味だったのか。

ナポレオンは陸軍砲兵士官だったから、フランス海軍の軍艦の名前には直接ならないんだな、と面白かった。

(陸では無敵のナポレオンも、海では英国海軍のネルソン提督にやられっぱなしという事情も関係アリだろう)


ネタとバラすと、ヴァンデミェールの反乱鎮圧の事件は、池田理代子先生の漫画で知っていただけです(笑)。

池田氏の流麗な筆になる若き日のナポレオンは、ダヴィッドやグロの肖像画から抜け出してきたかのようです。(#^^#)




  

 ナポレオン ダヴィッド
 ジャック・ルイ・ダヴィッドによる未完のナポレオンのスケッチ

私はこのダヴィッドのスケッチのナポレオンが一番好きですね。
人が心の奥底で、こうあって欲しいと望む「英雄」の姿そのものでしょう。

さすが新古典主義の天才画家・ダヴィッドは、ナポレオンの欠点(背が低かったのと、貧弱な体型)を目立たせないようにうまく描いてます。そりゃ、ナポレオンに気に入られる訳だ。

(後にダヴィッドは大作『ナポレオンの戴冠』を制作することになります。
絵画をプロパガンダの手段とクールに考えるナポレオンと権力者にすり寄るダヴィッドは、まことにいいコンビでした)

3分でわかるジャック・ルイ・ダヴィッド 新古典主義の確立者にして血塗られた革命の画家、ダヴィッドの生涯とその作品|ノラの絵画の時間

ちなみに、アントワーヌ=ジャン・グロはダヴィッドの弟子になります。

 ナポレオン・ボナパルト
 アントワーヌ=ジャン・グロ 『アルコレ橋のナポレオン』


 ナポレオン 池田理代子
  ©中央公論社


池田理代子氏の描くジョゼフィーヌは少し美人すぎか。マンガじゃ仕方がありませんが。

ジョゼフィーヌは、ナポレオンより6歳年上で、美人ではないが、人から「優雅な女性」と思われるすべに長けた女性でした。
(要するに“雰囲気美人”です)

おまけに超がつく浪費家で、浮気性で・・・。
ナポレオンにフラれたデジレが「なんであんな女に…」と悔しがる気持ちも、まぁ、分からんでもない。(^^;)

(池田氏のマンガでも、浮気性のジョゼフィーヌに一途に夢中なナポレオンに少しイライラします(笑))

しかし、中年にさしかかって、しかも二人の子持ちというハンデを抱えながら、英雄ナポレオンの心を奪ったことは、すべての女性にとっては“希望”になるかもしれません。(;^_^A

しかもジョゼフィーヌには非常に社交的で、独自の人脈をつくる才能があり、これが野心家のナポレオンを大いに助けたのは事実です。

癇症なナポレオンにすげなく追い返されても、気さくな姉さん女房のジョゼフィーヌに頼めば何とかとりなしてもらえたからです。
(政治家の妻としては、まあ及第点じゃないでしょうか)


浪費家であっても、ジョゼフィーヌの贅沢は「モトが取れている」と言いますか、どこかで帳尻が合っているのが特徴で、そこがマリー・アントワネットの贅沢と違う点でしょうか。

現にジョゼフィーヌが愛したものが、今もフランスやヨーロッパを代表するラグジュアリーなブランドとなって残っています。
  • ショーメの宝飾品・・・ジョゼフィーヌがティアラほか、宝飾品を注文。今もフランスを代表するジュエラー
  • ブレゲの時計・・・夫のナポレオンとともに夫婦ともども顧客。今も世界一の時計ブランドとして有名
ジョゼフィーヌとは直接の関係はないものの、イタリアのブランド、エトロのペイズリー柄のストールなども、ジョゼフィーヌのイメージを伝える品でしょうか。

当時流行の綿モスリンのエンパイアスタイルのドレスは、当たり前ですが、冬は超寒い!凍死者が続出するほどの危険なファッションでした。

しかし、コートでは当時の古代ローマ風のファッションに不似合いで当時の貴婦人たちはコート無しで頑張っていたのです。

そこに、ナポレオンがエジプト遠征のお土産として、ジョゼフィーヌにプレゼントしたのが、カシミアのショールでした。これがパリで大流行。

 皇妃 ジョゼフィーヌ
 ピエール=ポール・ブリュードン 『皇妃ジョゼフィーヌ』 カシミアのショールがお洒落のポイント


ジョゼフィーヌの財産目録に、カシミアのショールが70数枚あったとあります。

ストールが財産?と今の感覚では思うでしょうが、当時はカシミアの生産管理はまだされておらず、ほぼ完全な輸入品。
しかも当時のショールは現在の通常サイズ(70cm×180cm)の倍以上の大きさ。(コート代わりに出来るほどなので)

なので単純換算すると一枚、数十万円から数百万円はするでしょう。(今も最高級のカシミアのストールはそれくらいすると聞いてます) そりゃ、一財産です。

ジョゼフィーヌは、間接的に「お洒落で素敵なおフランス」のイメージアップに貢献したということでしょうか。


それから、ジョゼフィーヌと言えば、バラですね。

彼女が愛したマルメゾンの館には、バラが溢れていた。

ただ育てるだけでなく、園芸家たちに交配させ、新種を改良し、ボタニカルアートの大家・ルドゥーテに数々のバラの絵を描かせ・・・

 ルドゥーテ 『バラ図譜』
 ピエール=ジョゼフ・ルドゥーテ 『バラ図譜』より


完全に“プロジェクト”化してます。彼女が、今、生きてたら、アロマやボタニカル関係のビジネスで成功していたかも…

そういう訳で、ジョゼフィーヌは、バラの世界では「現代バラの母」と言われるほど。
「現代バラの母」。ナポレオン皇妃ジョゼフィーヌの功績と生涯|バラと小さなガーデン作り

彼女の贅沢は、周りまわって多くの人々に貢献してしいたようです。

それは、どこかで夫のナポレオンが支払ってくれたということでしょう(笑)。
結局は「旦那の甲斐性」の問題に落ち着くということか・・・(;^_^A


そうそう、私が今使っているルノルマンカードもジョゼフィーヌに関わるんだった。
ジョゼフィーヌご用達の占い師・ルノルマン夫人が使っていたと言われることから、この名前があります。

ジョゼフィーヌは、少女時代にジプシーの老女の占い師からこんな予言を言われていました。

「お嬢ちゃん、あんたは最初の結婚は不幸かもしれないが、二度目の結婚では王妃様より凄い地位に登りつめるよ」

伝説かもしれないが、この占いはズバリ的中。以来、彼女は相当な占いオタクだったと伝わります。
(夫のナポレオンも相当な占いマニア(笑)で、これはもう、似たもの夫婦か)


ジョゼフィーヌは子供が出来ないという理由で、ナポレオンに離縁されてしまいましたが、おかげで結果的に元夫の《没落》に付き合わずに済みました(笑)。

どこまで強運なんだ、ジョゼフィーヌ (;゚Д゚)


それでも個人的に、ナポレオンがエライと思うのが、ジョゼフィーヌの連れ子を可愛がった点ですね。

生さぬ仲の息子のウジェーヌには、自らの遠征に同行させることで軍人としての実地研修をしてやり、娘のオルタンスには、マリー・アントワネットの女官長だったカンパン夫人に教育を任せています。

ウジェーヌは後に、正式に養子にしています。
この二人の子供たちは、義理の父・ナポレオンを慕って、最後まで忠実でした。

男性のほうが、女より愛情が深いのかもしれないと思うのが、こういうところです。


ナポレオンとジョゼフィーヌ、不似合いなようでいて、実はお似合いのカップル(●カップル?)でした。

ナポレオンがジョゼフィーヌを評した言葉
「あの女を尊敬したことはない。嘘つきだったからな。
だけど、「本当の女」とは、あの女のことを言うのだ」

「本当の女」にゾッコン、惚れてたんじゃない。( ̄ー ̄)ニヤリ
「本当の男」のナポレオン閣下は。

ナポレオンの最期の言葉は、「フランス、軍隊、ジョゼフィーヌ」だったとか。

それから、ナポレオンの名言より
「真に恐れる敵は有能な敵ではなく無能な味方である」

今、トンデモない無能な味方(文トラ)が日本の隣にいる状況です。
今、真の英雄の登場が待たれます。


「ヴァンデミェール」の登場は、何だか暗示的です。


【追記】
都合により、別館(アネックス)ブログを開設しました。
“開運”というテーマから少し外れてしまう、趣味やプライベート中心のブログです。

本館同様、別館にも来ていただけると幸いです。
夢の宮 アネックス(別館)

(浴衣関係の記事は、別館のほうに移しました)



悪しきものを祓いたまいて、常に正しきことを行わしたまえ



最後までお読みいただき、ありがとうございました。
皆さまがお幸せでありますように。