こんにちは。夢の宮へようこそ。
管理人のEki-MAJOです。
久しぶりに、日本の神様ネタに戻ってきました。
(言い訳のようですが、日本の神様には、なかなか歯が立たない)
特に、国津神、縄文からの古き神には・・・
歴史的に言うと、武家が信奉した神の代表が八幡神と諏訪の神でした。
八幡神は武運長久を、諏訪の神は勝運を授けてくれる神様と考えられていました。
古事記の出雲国の国譲りで、諏訪の神(タケミナカタ)は登場します。
お諏訪様(タケミナカタ)は、大国主命様の息子です。
天照大神の命を受けて、国を譲れと迫るタケミカヅチ(鹿島様)に対して、力比べ(相撲?)で
挑戦して、敗れて諏訪まで逃げてくるというストーリーです。
(この時、タケミカヅチがタケミナカタに仕掛けた《技》が日本古来の武術、相撲や柔術の基本だそうです)
諏訪まで逃げてきたタケミナカタは、「決して諏訪から出ない」と誓わされます。
神無月(旧暦11月)に、日本中の八百万の神様が出雲に集まるのに、タケミナカタだけは決して諏訪を離れない。
戦いに敗れたはずのタケミナカタですが、中世以降、勝運を授けてくれる神として東国を中心に信仰されてゆくことになります。
きっかけは征夷大将軍・坂上田村麻呂が、諏訪大社に東北平定を祈願し、見事に蝦夷の
指導者、阿弖流為(あてるい)に勝ったからです。
以降、東国の武士を中心に信仰が広まってゆくのです。(武士にとって、戦いに敗れることは死と同じ)
平安後期の今様をあつめた歌謡集の『梁塵(りょうじん)秘抄』には、
「関(関ケ原)より東の軍神(いくさがみ)、香取、鹿島、諏訪の宮」とあります。
管理人撮影:近くの諏訪神社 住宅街の中にこの厳かなたたずまい
私が、神社のチェックをする時に欠かせないのが、歴史上の有名人物との関りです。
そういう人物に関わることで、神様の神徳が増えたり、変ったりします。
(日本の神様はフレキシブル)
諏訪の神の場合は、『勝つ』ことに神徳が増えた、もしくはシフトチェンジしたのです。
(それ以前は、大和朝廷に敗れた人々を慰める神だったと、管理人は考えております)
お陰で、源頼朝や北条一門、足利尊氏、武田信玄、徳川家康といった歴史上のビッグネームの武将たちが、諏訪大社に社領を寄進(神社に自らの土地を寄付すること)したり、武運長久と隆盛を願いました。
以降、多くの武将に信仰され、または全国の武将たちの領地に《勧請》(かんじょう=分社)されてゆきました。
昔はなかなか、諏訪まで行けないですからね。
(今でも、全国に五千ほどの諏訪神社・諏訪宮があるのも、武将たちの信仰が篤かった証拠でしょう)
今でも、各種の勝ちたい人に信仰を集めています。
スポーツの試合で勝ちたい学生、アスリート。各種資格、昇格試験に『勝ちたい』人たちに。
諏訪大社は上社本宮、上社前宮、下社秋宮、下社春宮と計4社からなる神社です。
ちなみに、日本のスケート競技発祥の地が諏訪でした。
下社秋宮リンクで大正年間に、フィギュアスケートやアイスホッケーの日本初の試合が行われました。
そして平昌五輪500m金メダリストの小平奈緒選手の出身地が、諏訪湖のほとり、諏訪大社上社の門前町・茅野市です。とても、偶然とは思えない。
(イカサマで勝った妓生・金妍児が招致した平昌五輪が呪われ続けたのも、諏訪の神を怒らせたからかもしれません。日本を「呪った」ら、「ノロ」ウィルスの蔓延という結果で返ってきたり)
諏訪の神とセットで各地に勧請されたのが、ご神体山・御射山(みさやま)でした。
この御射山の神が、古代の蛇神(もしくは龍神)のミシャグチの神といわれています。
諏訪の表向きの神はタケミナカタですが、裏の真の神は、実は・・・と言われています。
(石神井(しゃくじい)や釈迦堂などの地名にも、ミシャグチ神の名残があると言われます。
もしくは《石》の神だとも)
諏訪大社 上社前宮
ミシャグチ蛇神を密かに祀っていたと言われるのが、諏訪大社 上社前宮。
(4社のうち、もっともシンプルな社殿)
諏訪の宮司にあたる大祝(おおはふり)の屋敷があったのも、実は前宮でした。
(前宮の御室社(おむろしゃ)の地下に室(籠るための空間)を作り、ミシャグチ神と共に特殊な神事を行っていたそうです)
(諏訪大社は上社前宮だけでなく、4社ともお参りしておきましょう。それぞれ、パワースポットや祈念する場所があります。上社本宮の硯石や下社秋宮の一の柱の近くのご神木など)
特に蛇神系の神様は、力も強いが、怒らせると恐いのです。
諏訪を手に入れようとした、甲斐武田家が諏訪の神の怒りをかって滅んだように。
参拝の際は、マナーを守って参拝しましょう。マナーを守りさえすれば、怖い事はありません。
(ミシャグチ神への呼びかけは、「古き諏訪の神・ミシャグチ様」もしくは「諏訪大明神様」で構いません)
明治政府の国家神道の密かな《弾圧》の対象のひとつが、諏訪大社だったのは間違いない。
一社につき宮司は一人という制度は、諏訪大社にとって大打撃でした。
(もうひとつが、千家家と北島家が交代で宮司を務めていた出雲大社。どちらも国津神の代表。出雲大社は千家家が宮司となり、北島家が出雲教を組織して、現在に至ります)
大祝(おおはふり)の諏訪氏に神長官(じんちょうかん)として仕え、密かにミシャグチ様を祀る神事を伝えてきた守屋一族が、神職から解任されたからです。
そのお陰で諏訪大社に伝わる古祭祀の多くは、失われた可能性があります。
大祝の諏訪氏も、今は諏訪におらず、神事にも関わっていないとか。近代化の陰に隠れた明治政府の功罪は大きいです。
茅野市宮川389-1 電話番号:0266-73-7567
諏訪にお参りの際には、ぜひ行ってほしい(上社本宮と上社前宮の中間)。
諏訪大社が、縄文からの独自の特殊な古祭祀を伝える神社だということがよく分かる。
(子供には向かない、展示内容かもしれません)
それでも、今に伝わる謎の祭祀もあります。正月に行われる蛙狩神事など。(馬鹿なパヨクが動物虐待だ!と攻撃してますが)
御頭祭などは、縄文の古祭祀そのものですね。生贄祭祀…?時には人も…??
(7年ごとの御柱祭も必ず死傷者が出る危険な祭りなのにも関わらず、続けられてきました)
(祭祀担当の神社は違いますが)諏訪湖の御神渡りも、あまりにも有名ですね。
また諏訪は日ユ同祖説の有力な論拠となる場所でもあります。
諏訪の神の歴史を、いろいろと紹介しましたが・・・
取りあえず『勝ちたい!』時には、諏訪の神様にお参りしましょう。
(産土神様とのセット参拝をお勧めします)
お近くの諏訪神社はこちらから探せます
これからの日本は「負けられない」戦いが待っています。
日本の外の敵と、内なる敵とに対して。
外なる敵は特亜三国。内なる敵は、S価学会と、S価や半島勢力に汚染されたマスゴミです。
今度こそ必ず、勝ちましょう!
悪しきものを祓いたまいて、常に正しきことを行わしたまえ
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
皆さまがお幸せでありますように。
コメント
コメント一覧 (12)
コメントありがとうございます。
>「一人で静かに登るのがいいです、人生変わりますよ」
三輪山に限らず、ご神体山に登る時は『修行』のつもりでが、正解らしいです。
>「登る方は何かしら神様に呼ばれているんですよ」
そうらしい。神様から呼ばれると良いですね。
Eki-MAJO
が
しました
先日、熱心にお話してくださった人によると、山では飲食、カメラもダメとのことでした。
「一人で静かに登るのがいいです、人生変わりますよ」
「登る方は何かしら神様に呼ばれているんですよ」
だそうです。
今年はなんとか行きたいです。
魔女様のご忠告通り、真面目に行きます。
Eki-MAJO
が
しました
コメントありがとうございます。
>蛇の神様をお祀りしているの初めて知りました。
謎の神様なんですよ、ミシャグチ様は。由来は(天津神より)古いのは間違いない。
三輪山の神と通じるものがあります。大神神社もお参りする時は、気をつけて。特に山に登られる時は。
神社に許可を頂いて、ルートも決められたとおりに登る。ハイキングの気分で、登ると後が恐い、と伺ってます。
(蛇の神様なので、怒らせると後々たたられます)
>で、寝る前に「そうだ、カード引いてみよう」と思って引いた結果を見て、会うのは断りました。
お役に立てて、何よりです。自分の気持ちを代弁してくれる時があるから、タロットは。
悩む時は、カードに聞いてみるのも、ひとつの手です。
Eki-MAJO
が
しました
実際に行く時にならないと真面目に調べないもので、知らないことが沢山あります。
大神神社も蛇の神様で、元々近畿を治めていた一族がお祀りしていた説がありますし、似てますね。
三輪山からは登ってみれば?と誘っていただているようなのですが、行けない程遠くもないけど近くもなく、先延ばしになっています。
諏訪湖までは昔行ったのですが、神社はお詣り行けてません。その頃は興味なかったもので。諏訪湖がキラキラで綺麗でしたし、また行きたいです。
行きやすい諏訪神社を調べたら、京都の尚徳諏訪神社が出てきました。坂上田村麻呂が勧請したという、さすが京都!な感じです。また、お詣りさせていただきます。
すごく個人的なことなのですが、とあるイベント参加時にあるコーナーの手伝いをするため、打ち合わせだと思って会うことになった人に「デート」というノリでメールを返されて、困惑したのですが、本当は行きたくないけど引き受けた責任で会うことにしました。
で、寝る前に「そうだ、カード引いてみよう」と思って引いた結果を見て、会うのは断りました。
私の気分が悪くなっただけで害はなかったのですが、カード引かなかったら、責任感を優先して、悶々と仕事をした後にのこのこ出かけて行ってました。
私も外野なら「断ればいい」の一言で済ませられることなのですが、自分だと悩むんですね。カードが自分の気持ちを汲んでくれたんでしょうけど。
魔女様が難しくないって教えてくださって、本当によかったです。私事ながらありがとうございました。
Eki-MAJO
が
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コメントありがとうございます。
道南は、北海道のうちでも特殊な地域でしょうか。中世ごろから、すでに東北地方との交流もあったのは確実です。
(平泉の中尊寺には、日高山脈の砂金が、一部使われている)
(最近では、大陸との交流説もありますね。私は源義経=ジンギスカンは信じないけど、平泉で死んでないのは確実だと思っています)
江差追分のルーツは、信濃の馬子唄、さらにその先には大陸から渡ってきたとの説あり。
環日本海文化圏があったのは確実。アイヌの人々は文字を持たなかったから、詳しく伝わっていないだけで。
姥神大神宮は、詳しく知らなかったけど、面白いですね。鰊を呼んだお婆さん…。神やな、確かに。
(マンガの『ゴールデン・カムイ』は面白いね)
Eki-MAJO
が
しました
コメントありがとうございます。
>つくづく日本には神様がたくさんいらっしゃいますね。
>護られている国なんだなぁと思います。
昔から「神州」と言われましたからね、日本は。昔の人は分かっていたのかもしれません。
>以前にケルト人がいたという地域に行ったことがありますが、なんとなく日本と似ていました。
ケルトのドルイド教は確かに日本の宗教と似たところがある。
「森」に対する信仰、諏訪大社も背後の山や森が、ご神体でもある。
背後の山や森が、ご神体という神社は多いです。
今年もさっそく、いろんなものが暴かれてますから。覚悟を据えて、乗り切りましょう。
Eki-MAJO
が
しました
事態は把握、そしてあっ‥(察し
北海道は(和人の)歴史が浅いこともあって、寺社仏閣の類は精々200年そこその所が多いのですが、例外的に古くから存在していたうち(ほぼ道南)の一つが江差町の姥神大神宮です(13世紀の頭にはあったそう)。この神社は海に鰊を呼び込んだ老女を祀っていまして、夏には三百数十年前から続いている祭りが盛大に行われています。勇壮さよりもいささか牧歌的ではありますがwもし機会がありましたら、巡っていただけると幸いです(道南は北海道っぽくないのが面白い)。
Eki-MAJO
が
しました
記事のupありがとうございます!
MAJO様の日本の神様についての記事が大好きです(*^▽^*)
つくづく日本には神様がたくさんいらっしゃいますね。
護られている国なんだなぁと思います。
自然に神様が宿るという考え方は、おそらく日本人に自然に身についていると思っています。
今はなんか怪しい宗教がはびこっていますが、いずれ日本人が覚醒する時が来るのではないでしょうか。
以前にケルト人がいたという地域に行ったことがありますが、なんとなく日本と似ていました。
諏訪神社様は日暮里にあるところに以前に行った事があります。
静かで、とてもいい場所でした。
いつか諏訪大社の方にも行ってみたいです。
今年は年明けから今まで、個人的にもいろいろ変化がありました。
足腰鍛えて(*^o^*)強い精神で激動の年を乗り切りたいと思っています。
Eki-MAJO
が
しました
コメントありがとうございます。
司法試験を受験なさるの?それは大変ですね。お力になれば幸いです。
小平選手も相澤病院の院長さんもエライ人です。全てにおいて美しい金メダル、その通りですね。
亀戸天神は、東京十社の一つですから。町中なのに、気分の良い神社ですよね。
私はあえて落ち着いた頃に、行きますけどね。祝詞を唱えられるので、自分でお祓いが出来るので。
実は、日本の寺社はもとは戦場になっていたりして、因縁的には綺麗ではない場所が多いんです。
諏訪大社も、大祝の一族の内紛で、室町時代に下社は2回も炎上してるくらいです。
日々の祈り(祝詞やお経)で清めているだけなんで。
なので、事件があっても大丈夫と考えております。因縁を被ることなんてないです。
私は自分でセルフお祓いをしますから。(昔、記事に書いたよ)
(内容が重複してるコメントが届いたので、こちらを承認させていただきました)
Eki-MAJO
が
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コメントありがとうございます。
>そして、御射山神社では、神功皇后をお祀りになっていることを今日、初めて知りました。
そうだったんだ。諏訪は、昔から重要地点でして。
諏訪大社については、謎だらけですが、私が知っていることだけを書きました。
諏訪の神は、縄文の神だから、日本の農作文化の神様とは異質です。荒っぽい…、そういうところはあるかもな。
>(ちなみに、少しサヨが入っている旦那に、蛙狩り神事のことを聞くと、「あぁ、あいつらも狙ってやってるからね。本気で、動物愛護なんて言ってないよ。」と冷静に分析していました。)
地元の方が、冷静に分析してるのは、心強い。
今は意味が分からなくされていますが、現在まで伝えられてきた行事です。
これからも、伝えて行ってほしい。動物愛護という名目に負けず。
南北統一とzの帰国、RADが正逆で出るとはね…。前途多難かもしれないが、希望は見える。
拉致被害者の方々、戻ってくるのかもしれないと。
正恩は、安倍さんの足元を見てるつもりかもしれないが、逆にアメリカに足元を掬われるかもしれない。
もう、どこかの島に亡命準備は出来たということかもね。
今度ばかりは負けられません。私も諏訪の神にお参りすることにします。
Eki-MAJO
が
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素晴らしいブログをまたありがとうございます。
私は来年司法試験受験を控えているので、是非お詣りに伺いたいと思います。
小平選手も諏訪出身だったのですね!
小平選手を応援してくれた病院長さんも無私の想いで陰ながら多大な後押しをしてくれて、全てにおいて美しい勝利、そして金メダルですね。
先週たまたま仕事で東京に行き、少し時間が空いたので近くの神社とGoogleで調べたら亀戸神社がヒットしてお詣りしました。着いてから菅原道真公を祀る神社と知って、産土神から全て菅原道真公にご縁を頂いているのだなとしみじみ思いました。
近くにはあの富岡八幡宮もありましたが、あの事件があってお詣りするのが憚られました。あえてお詣りすることが正しいという意見もありますが、易の魔女様はどう思われますか?
Eki-MAJO
が
しました
(今年は、雪と氷でおおわれてしまいましたので、足を延ばせずにいました)
鳥居を2つくぐっていくと、不思議と、厳かな気持ちになりました。
そして、御射山神社では、神功皇后をお祀りになっていることを今日、初めて知りました。そういえば、魔女様のブログでも書かれていたなと。こういうことを発見すると、色々な縁を感じます。(ちなみに、少しサヨが入っている旦那に、蛙狩り神事のことを聞くと、「あぁ、あいつらも狙ってやってるからね。本気で、動物愛護なんて言ってないよ。」と冷静に分析していました。)
確かに、諏訪の神様は荒っぽいと感じます。私事ですが、一時期、妹夫婦の間でいろいろゴタゴタがありまして、そのことで、上社にお参りに行った帰りに、車で事故を起こしてしまったことがありました。しかも、上社の駐車場内で(-_-;)今、思えば「あなたの妹夫婦は、大丈夫だから!」と警告された気がしました。
今、日本はいろいろなことに気づき始めていて、それが周辺国や日本を倒したい人達にとっては、脅威なんでしょうね。だから、天候が安定しない日がこちらでも続いています。今年の、諏訪のお筒がゆ神事によれば、前半期は天気が安定しないと出ましたし、当たっている部分があるような気がします。
拉致問題の進展は、ルーンカードによれば来年には、EOLOH(正位置)+EOH(正位置)+ANSUR(正位置)で出てきました。
南北統一は、RAD(逆位置)+MANN(正位置)+FEOH(正位置)と出ています。動きは遅いけれど、みんな前向きってことですね。文さん浮かれてるけど…ねぇ。
そしてz日帰国に関しては、本格的になってくるのは来年からという感じになりそうです。RAD(正)+JARA(逆位置)+EOLOH(正位置)
今年は、切られるもの、枯れていくものの最後の晩餐期(そんな、言葉はないけど)というところでしょうかね。
いい方向に行きますように。
Eki-MAJO
が
しました