こんにちは。夢の宮へようこそ。

管理人のEki‐MAJOです。

 

 

日本の神様には、いくつも名前をお持ちの場合があります。

 

例えば、八幡様(応神天皇)は誉田別命(ホンダワケ命)と呼ばれる場合があります。

 

ホンダワケ様は八幡様の皇子としての名前です。

 

さらに神様と名前を交換したので伊奢沙別命(イザサワケ命)と呼ばれる場合もあります。

神様と名前を交換した場所が、越前・敦賀で、今も気比神宮が鎮座しております。

 

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気比神宮

 

 

天皇家にとっては、かなり重要スポットだったらしく、

正一位勲一等という最高の神階を授けられています。

(神様と名前を交換して、現人神に生まれ変わった場所ということで)

もし、お参り出来る方がおられれば、是非にもお願いしたいところです。

 

 

もっとたくさん名前をお持ちなのが、大国主命(オオクニヌシ命)様で、

大己貫(オオナムチ=地方の神)

葦原色許男(アシハラノシコオ=男の神)

顕国魂(ウツクシクニタマ=開拓の神)

八代矛(ヤチホコ=戦いの神)と呼ばれ、

更には仏教伝来後、大国を音読みして「だいこく様」と読めるので、

大黒様(七福神の一人)と習合しました。

 

 

スサノオ様もたくさん名前をお持ちの神です。

建速須佐之男命(タケハヤスサノオ命)

気津御子大神(ケツミコオオカミ=熊野大社本宮・祭神)

熊野櫛御毛野命(クマノクシケヌ命=熊野大社、島根県 祭神)

熊野速玉男命(クマノハヤタマオ命=熊野速玉大社・祭神)

 

主に熊野系(修験道系)神社で祀られている場合は、

いくつもの名前がありますが正体はスサノオです。

(スサノオが祀られている神社には修験道系(=熊野系)と陰陽道系がある)

全国の熊野神社、王子神社は熊野系列の神社になります。

 

 

いくつも名前をお持ちの場合は神様の神徳が高く、

多種のご利益を期待できるということになります。

大国主命様がその典型で、縁結びから、病気快癒、厄除け、金運上昇まで、

様々なご利益のバリエーションがあります。

(共に祀られる神様との関係で、ご利益も変わってくる)

 

古事記を読んでいくうちに分かったりします。

古事記は子供向けの本でもいいですから、通しで読んでおくべきです。(ストーリーを知っておくべき)

(さらに読んだ上で、神様の略系図をつくっておくと、

神様の関係がスラッと理解できて後で役に立つ)

神社参拝の場数を踏んでいくうちに、分かっていく場合もあります。

 

 

あと、こちらのサイトを紹介します。

パワスポコム

コンテンツのハロくんの御祭神情報をクリックしてみて下さい。

 

神様の名前から検索できる機能付きで、時々利用します。

完全ではないですが、マイナーな神様を探す場合や、神様の名前と神社名が違う場合に利用します。

お役に立てて下さい。

 

 

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最後までお読みいただきありがとうございました。

皆さまがお幸せでありますように。