こんにちは。夢の宮へようこそ。

管理人のEki‐MAJOです。

 

拙ブログにいただいたコメントを読んで、考えることがありました。

 

【コメント欄より】

なるほどー、そうでしたかー
知りませんでしたー・・・

でも、『後利益がない』って考えが
ちょっと、嫌だなー(T_T)って・・・
私は、お伊勢さんへお参りさせて頂いたら
【感謝】しかありません。
日本をお守り頂いているだけで、感謝で・・
それ以上の願いなど、恐れ多いです。
もっと、日本人が日本の心を
取戻してほしいなーって、そう思っています。

(コメント転載 ここまで)

 

 

...分かります。

しかし、日本は約20年もデフレ経済に痛めてつけられてきたのです。

不景気はつらいです。そして日本は、いまだにデフレ脱却はしていません。

 

不景気は、生活にもろに影響を与えますからね。就職も結婚も、子育ても・・・。

ご利益第一になってしまうのも、仕方のないことと私は考えています。

(私もご利益は欲しかった、実は)

 

ただ、きっかけは何であれ、神様に親しくなる方法を勉強して、

神社巡りを始めてみると、私の中で、『変化』が起きてきたのですね。

「あれ、神様ってホントにいるのかなぁ」と気づくようになってきた。

 

「見守られている」「生かされている」と感じるようになってくるのですね。

これが最大の『ご利益』ではなかろうか、と最近では考えています。

 

こういう気持ちに至ると、あまり「ご利益、ご利益」とうるさく言わなくなります。

周りの人を観察してみても、そうです。

 

きっかけはどうであれ、神様に親しんでくれれば、OKかなーと考えるようになりました。

 

日本のエジプト学の第一人者・吉村作治先生の研究室に来る学生のほとんどは、

「エジプトに興味を持ったきっかけは?」と聞くと、

男子学生は『インディ.ジョーンズ』、女子学生は『王家の紋章』に

影響を受けた、と、ほぼ間違いなく答えたそうです(笑)。

 

吉村先生は、「きっかけは何であれ、研究を続けてくれればそれで良い」と

いって希望する学生を皆受け入れたそうです。(優しいですねー)

 

私もそんな感じです。(私は吉村先生ほど優しくないけどねー)

 

私の見る限り、普段から神仏に慣れ親しんで(神社参拝や先祖供養)をしている人は、

不運期になっても、何とか持ちこたえられるというか、

急激に悪くなることは、少ないようです。(神仏が守ってくれるんですね、文字通り)

 

不運期はそれでもつらいですけど、

何とかやり過ごして不運期を開けるのを待つことが出来る。

(ほかにもやり過ごす知恵はあります)

 

逆に、自分がブイブイ言わせている調子の良い時に、弱い者イジメとかしてしまうと、

運勢が変わると途端にキツイことになることが多い、と感じています。

 

『徳』分が尽きてしまい、人からそっぽ向かれると、幸運の女神も微笑まなくなる。

『運』は、人が運んで来てくれるものだからです。(なので、『運ぶ』と書いて『運』なのです)

 

こういう方たちは、たいてい神仏との縁も大切にしませんし、それもあってヒドイことになります。

 

『運』のための神社参拝や先祖供養と言っては、身も蓋もありませんが、

実は・・・これが日本人の昔からの知恵でした。それが戦後の教育のあり方で、切れてしまった。

 

私は、その昔の人の知恵を少しでも復活させることが出来たら、良いなと考え、

今このブログを書いています。

 

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伊勢神宮の日の出

 

「何事の おわしますをば 知らねども かたじけなさに 涙こぼるる」 (西行上人集)

 

西行法師が伊勢神宮を訪ねた時の和歌です。

境内を包むかたじけない(=恐れおおい、ありがたい)雰囲気に

涙した西行法師は幸せな人でした。

 

コメントをくださった方も、いま幸せなんだろうなと感じます。

 

なので、ついでに神様の開運も祈って、神様方のパワーを強くして、

そのパワーを循環させることで、

日本を幸せに出来る道もあるのではないか、と私は思っています。

神様の開運を祈る方法は こちらの記事で書いてます。

 

 

自分ひとりだけとか、器の小さいことを言わず、

「皆で頑張って幸せになろうよ」という考えなんですね。

日本古来の『八紘一宇(はっこういちう)』という考えです。

 

(神様も人間も、ともに頑張るwinwinの関係!)

(この考え方によれば、確かに「人の涙の上に成り立つ幸せはない」のです)

 

 

自力も他力も共にフルに使い、人生を少しでも良くしていくヒントになれば幸いです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

皆さまがお幸せでありますように。